研修に参加しました

昨日は司法書士に登録して初めて研修を受講しました。

司法書士は1年間に取らなければならない単位が決まっており、その単位を取るためには様々な研修を受ける必要があります。

ZOOMでの研修と対面での研修がありますが、昨日受講した研修はZOOMで行われました。

テーマは「旧法相続と今後の相続について」。 
旧民法についての講義でした。

民法はいくつかのブロックに分かれていますが、その中でも「家族法」と呼ばれる部分は戦後に大きく改正されました。

改正前の明治民法下では、「戸主」が家族の代表とされ、戸主が死亡した場合、原則その家の長男が戸主の地位を受け継ぐ「家督相続制度」がとられていました。

現在では配偶者は相続人となりますが、この時代は配偶者は相続人にはならなかったんです。
そして、長女がいても長男が相続する......。
時代を感じますね(^^;;

普段、戸籍を読む中で家督相続の文字を目にすることはありますが、実務の中で旧民法で処理する場面は滅多にありません。
だからこそ、旧民法を考えなければならない事案に遭遇した時に頭に思い浮かぶよう、しっかり勉強しておこうと思います!

今回の研修の講師をされた先生は予備校でも授業をされている方なので、進め方がとてもお上手でした。
3時間あり、途中目が半開きになりながらでしたが、なんとか最後まで受講できました笑
今度は対面の研修に参加してみたいです(*´︶`*)